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近況_20220216

国家試験の為に1ヶ月毎日最低10時間の勉強を続けていたら体重が5kg減りました。頭がフル回転している状態を長く保っていると様々なことを思いつきます。

自身という不安定な存在。私が存在することを許すのは一体誰なのか。実存という概念を承知するのなら、鎖に繋がれていないその脚で何処までも歩いて行けるはず。けれども私はこうやって変わり無い日々を引きずっている。私に必要なものは?それは学であり、義務であり。つまるところ私という存在の罪を償うための行動の積み合わせ。どういうわけか私はこの世界に対して巨大すぎる罪を背負っているようです。死によって罪を洗い流すのならそれもまた良いのかもしれませんが、そのような恐ろしい行為はもう不可能です。いや実際は罪なんて背負っていません。けれども長らく付き合い続けているこの精神の重りは私に罪を錯覚させるに充分な確かさを持っているのです。だから贖罪を続けなければなりません。学んで、得たものをこの社会に還元する。それが私の行動原理になっているようです。正直ものすごくムカつきます。望んでもいないのにこうやってタンパク質の皮を被り、ありとあらゆることを強制され、真人間としてこの社会を動かすことを義務づけられる。どうしてですかね。私は基本的に24時間365日反抗期営業なので、何かに縛られるのが大嫌いです。好きにさせてくれ。あれ?けど好きにすることが私には出来るのでしょうか。凡人の極み、才能は無い、人格は歪んでいる、ついでに足が短い。なるほど。好きにする資格も無いのに何故私はこうやって騒いでいたのでしょうか。凡人は凡人らしく自我を抹消して義務を為す。それが私にはお似合いです。娯楽も必要ない。私に必要なのは義務だけだとようやく気づけました。義務に嫌気がさしたら時たま気晴らしでもしてまた義務に戻りましょう。このような生に意味があるのか?面白くないじゃないかと思うのも仕方の無いことです。しかし私にはその資格が無い。楽しむ資格が無い。楽しむ才能が無い。楽しむことが出来ない。楽しみを見付けようと様々なことに手を出しましたが長く続いたことはありません。楽しみが分からないのなら粛々と義務を為していれば良い。これなら誰からも疎まれない。まぁそのような生き方は孤独だと思いますが、そもそも私が自身の孤独を埋めるためだけに他者を犠牲にするなどエゴイズムの極み。雪山に佇む針葉樹のように鋭いエゴイズムによって己を律し、そして他者も律するのならそれはそれで許されるかもしれません。けれども私のように他者を犠牲にしてでも自身の欲求を実現させる、汚らしく腐臭を放つエゴイズムには憐憫すら向けるに値しない。だから私は孤独でいるべきです。Solitudeを気取ってピエロになっていれば良い。それで狂うならそれはそれ。全てがどうでも良い。もう疲れたので適当に義務を為して過ごします。

本日国家試験を受けてきました。その辺の学生ならば8月頃から受験勉強を始めるのに、私は勉強を始めるのが12月になってしまいました。何故ですかね。ボス?聞いてる?まぁそれはそうとして。朝はコーヒー1杯、昼食は500円の学食、夕食は茶碗飯に味噌汁とちょっとしたおかず(+大量の煙草)という生活が長く続きました。食事を取るとすぐに眠くなるタイプなので、こうやって勉強に打ち込むためには食事を制限しないとやってられないのです。空腹は正直辛くないのでまぁ良い感じで勉強に打ち込めましたね。結果はボーダーラインをちょっと上回った程度かな。明日正確な自己採点をする予定ですけど多分大丈夫だと思います。実は試験直前の模試で79/200という凄惨な点数を取ってしまったのですが(合格ラインは120/200)、そこから全身火だるまになりながら勉強しました。そして試験1週間前には過去問で118/200まで点数を上げて本番を迎えたわけです。身体的な問題はあまり無かったのですが、煙草を吸ってるときに涙がダバダバ流れ始めたり、常にめまい動悸胃痛、そして試験当日のことを考えると縮み上がる胃袋、落ち着こうとして椅子に深く座った途端に嗚咽が漏れた時は自分でもびっくりしました。けれども当日になるともうどうしようも無くなるのでそう言った不調も何処かに消えてしまいました。そして地図を適当に見て会場を目指したら20分ほど逆方向に歩いてしまい、予定より30分遅れ到着する余裕綽々のプレイング。肝が据わっているのかどうか自分でも分かりません。解答中はあまりにも集中しすぎて私が今国家試験を受けているという事実を完全に忘却していました。多分あれが西田幾多郎の言う「純粋経験」なのかもしれない、と試験終了後に思いました。まぁとんでもなく疲れたんだけど。

あぁ疲れた。疲れた。しばらく休みたいけれども多分すぐ研究始まっちゃうなぁ嫌だなぁ。まぁいいやおやすみなさい。