本来なら道を白に染める雪は何処へやら、乾いたアスファルトが窓から見える。灯油ストーブの唸りを聞きながら薬を飲んだ。 去年寛解したはずの鬱であったが今年の夏にあっけなく再開してしまった。腕を傷つけ手に入れたその場しのぎの活力も秋の到来と共に力…
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